雪かき [海外の絵本]
私は北国育ちなので、雪が待ち遠しいですな。
「雪かき」はうんざりですが。。。
「雪」の表現が秀逸な絵本。お気に入りの一つです。
はたらきもののじょせつしゃけいてぃー
バージニア・リー・バートン/作
いしい ももこ/訳
福音館書店/出版社
大きくて力持ちのトラクター「ケイティー」。
部品のつけ替えで、ブルドーザーにも、除雪機にもなるんですな。
「ジェオポリス」の自動車管理部に所属しています。
夏場は、道路の修繕や、池に落ちたスチームカーを引き上げたりと
力仕事をこなしているんですな。
そして冬。
雪が積もると道路管理部のトラックたちは、除雪機をフロントにつけて出動です。
ケイティーは、大きくて力が強いので、少々の雪では出番がありません。
そして、大雪が。
いよいよ出番です。
雪のため、誰も動けなくなってしまう中、ケイティーだけが動いているんですな。
一面の雪の表現がすばらしいです。
そして、雪をかいてできる道の表現も。。。
大雪のため麻痺したジェオポリスを回復するために、
まず警察署までの道を造ります。
そして、まず、大通りの雪をかきのけ、
郵便局への道を造り、
電話局や、水道局、病院、と次々に依頼のあった場所への道を造っていくんですな。
火事の知らせを受け、消防署から火事の現場まで道を造ります。
その帰り道、飛行場が雪で埋もれて着陸できないと連絡を受け、
発送路の雪も下記のケルンですな。
本当に働き者です。
ケイティーありがとう。と言いたくなりますな。
雪の日、誰も足跡を付けていない田んぼに踏み入って、道を造るのは楽しいですな。
でも、気をつけないと、用水路に落っこちることもありますよ。
雪の下に何があるか、全くわからないですから。。。 :-(
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