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バーバ・ヤガー [海外の絵本]

ロシア民話ではおなじみの、魔法使いのおばあさんのお話ですな。
私は子供のころ、「婆さん・ヤガー」の事だと思っていました。
あながち間違いではありませんが。。。


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バーバ・ヤガー
アーネスト スモール/文
ブレア レント/絵
こだま ともこ/訳
冨山房/出版社









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これが、バーバ・ヤガーの小屋ですな。
髑髏と骨で作った垣根に取り囲まれていますな。
鶏の脚が生えていて、森の中を駆け巡ります。

お母さんに頼まれ、カブを買いに行ったマルーシャ。
途中でお金をおとしてしまい、それなら、森でカブを探そうとするのですが、
案の定迷子になってしまいます。

そこで、バーバ・ヤガーに捕まってしまうんですな。

バーバ・ヤガーは「悪い子」はスープにして食べてしまうんですな。
マルーシャはとんちのきく娘なので、なんども自分は「いい子」であると
説得し、難を逃れます。




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バーバ・ヤガーは臼に乗って空も飛びます。恐ろしいですな。



そんなとらわれの身になってからのある日、バーバ・ヤガーは長寿の薬のために
「黒いヒマワリ」を探している事を知るんですな。




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マルーシャと同じように森で捕まったハリネズミが、実はその花の事を知っていると知り、
間一髪のところでスープにされずに済みます。
ハリネズミの身の上話が泣けるんですな。お城に生えていた「黒いヒマワリ」の
呪いのせいでこんな姿に生まれ、捨てられてしまったんですな。





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オンドリに乗って道案内するハリネズミを追いかけ、最後には、
バーバ・ヤガーは「黒いヒマワリ」を手に入れ、ハリネズミは
人間の姿に戻ります。

いったんは例の小屋に全員戻るのですが、「いい子」にはめっぽう弱いバーバ・ヤガー。
二人を解放し、めでたしめでたしですな。



こわいけど、ところどころでニヤリとする、不思議なお話ですな。
ブレア レントさんの版画もいい味出してますな。 :-)



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