せいめいのれきし [海外の絵本]
私、いまでこそ文系ですが
子供の頃理科好きだったのは、この絵本のおかげですな。
せいめいのれきし
バージニア・リー・バートン/作
いしい ももこ/訳
岩波書店/出版社
「ちいさいおうち」や「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」、
「はたらきもののじょせつしゃけいてぃー」の著者として知られている
バージニア・リー・バートンさんの、地球上の生命の誕生から
今までのお話ですな。
なんと8年の歳月を費やして完成させたとの事。
本編は、劇仕立てになってますな。
天文学者や歴史家、おばあさんなどがナレーターとして登場、
そして、舞台の主役たちは動物、植物、その他大勢ですな。
銀河系に太陽が生まれ、
地球が生まれ、
生物が誕生し、
ジュラ紀ですな。
ほ乳類が誕生し、氷河期が。
人間の時代に突入ですな。
人類の歴史が始まり、最後の五幕では、
どんどん時間の単位が短くなる「現代」になり、
最後は、この後の歴史の主人公は「あなた」ですと結ばれます。
まさに壮大な人生劇場ですな。
自分がちっぽけに見えますな。
でも、未来への希望が感じられますな。
我が家の本は1972年発行の第7刷ですが、ケースに入った豪華版です。
そういえば、昔はハードカバーの絵本はケース入りのものが結構ありましたな。。。
あの、紙製のケースから出す感じが何とも良かった思い出があります。
一番最後におまけとして博物館の絵もあります。
何ともイキですな。
小学校の理科の教科書がこの絵本だったら、人生変わりますな。 :-)
絵本の域を超えてますね☆
子供の頃に読んでた本を捨てずにとっておけばよかったと思いました。歴史にロマンを感じます^^
by mikanchan (2009-06-12 09:34)
mikanchanさん、コメントありがとうございます。
バージニア・リー・バートンさんの絵本はすてきな物が多いので、
追々紹介していこうと思います。
by nico (2009-06-12 10:19)
算数や地図の勉強をする絵本もありますね♬
壮大な世界を絵本で表現して、
読んだ人の想像力を刺激する素敵な絵本ですね♪
理科の授業は…本当にそうですね♬
by kazuemama (2009-06-20 08:14)
kazuemamaさん、コメントありがとうございます!
自然が少ない昨今、本の力がますます大きくなりそうですね。
by nico (2009-06-20 14:29)