ヤギのガラッパチ三人衆 [海外の絵本]
原題は「The Three Billy Goats Gruff」ですな。
プログレッシブ英和中辞典によると
「gruff」は[形] 1 どら声の, しゃがれ声の. 2 荒々しい, 粗野な
となっていますな。
「Billy Goats Gruff」だから「がらがらどん」。
常人には思いつかないスバラシイ訳ですな。
子供の頃はちっとも意識していなかったのですが、
大人になってから改めて見ると、まさに「なるほど!」ですな。
三びきのやぎのがらがらどん
北欧民話(ノルウェーの昔話)
マーシャ・ブラウン/絵
瀬田 貞二/訳
福音館書店/出版社
あらすじはというと、
みんな同じ名前の「がらがらどん」というやぎが
山の草場で太ろうと思い、山を上っていくところから始まります。
途中の谷川の橋の下には「トロル」が住んでいて悪さをしているんですな。
ものすごく気味が悪いですな。。。
一番小さいがらがらどんは、
とんちで切り抜けるんですな。
食べてやるというトロルに対して、
あとからくるヤツのほうがずっと大きくて食べごたえがあるよと。。。
ちゅうくらいのがらがらどんも同じ手で。
そして真打ち登場ですな。
一番大きながらがらどんですな。
しまった、強そうです。
案の定、トロルは一番大きながらがらどんに
木っ端みじんにされてしまいます。
絵は少々こわいのですが、何ともスカッとするお話ですな。
一番最後には、草を食べて太ったがらがらどん達がちゃっかり登場します。
やはり、昔からヒーローものは子供に好かれるんですな。 :-)
体が小さくても強い心を持って進んでいく内容がgood!ですね。
翻訳、なるほどなと思いました。
by mikanchan (2009-07-19 11:31)
mikanchanさん、コメントありがとうございます!
私は子供のころ、二番目のやぎは、お母さんやぎだとずっと勘違いしてました。。。
by nico (2009-07-19 22:21)
我が家の子供たちもこのお話は大好きでした。
印象に残る絵本でよね(^.^)
by Cherry (2009-08-16 23:12)
Cherryさん、コメントありがとうございます!
私は子供のころ、トロルは天狗だと思ってました。。。
by nico (2009-08-23 02:54)