読むたびに発見

ちいさなかぜは ふいてゆく
小野寺悦子/文
佐藤直行/絵
福音館書店/出版社

「ちいさなかぜ」がふいていった先に広がる幻想的な世界。

片観音の仕掛けの中には、これまた驚きの世界が。。。

ページをめくっていくと、全てのページの絵がつながっている事にも気がつきますな。

途中のアイテムが、後からまた出てきたりするので、

謎解きをしながら、自分でストーリーを編み出せる、なんとも不思議な本です。

ちなみに、本屋さんでは、間違えて海外の絵本のコーナーにおいてありました。

作家さんは日本の方です。間違いありません。

海外の絵本コーナーに置きたくなる気持ちも分かりますな。

例えば、このページは、

左側が観音になっていて

しかも、次のページと

絵が続いているんですな。

これはすごい。

ちなみに、このお二人がタッグを組んだ作品として

ねんねどこなの (絵本のひろば 21)

• 作者: 小野寺 悦子
• 出版社/メーカー: ポプラ社
• 発売日: 1976/01
• メディア: －

という絵本もあります。

（私は、子供の頃読んでいました。）

すでに絶版ですので、読んでみたい方は、図書館へ行ってみては。 :-)

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