反抗期 [日本の絵本]
いやだいやだシリーズ紹介の4冊目ですな。
いやだいやだ(いやだいやだの絵本 3)
せな けいこ/作
福音館書店/出版社
以前紹介した、「にんじん」、「もじゃもじゃ」、
「ねないこだれだ」と、この「いやだいやだ」の4冊、
箱入りで書店に並んでいます。
毎度お母さんを困らせていることでおなじみのルルちゃんは、
今回はとにかくだだっ子なんですな。
とうとうお母さんも最後の手段に出ましたな。
だっこもしてくれません。
おやつも「いやだ」って宣言しました。
ルルちゃんのまわりがみんな「いやだいやだ」と言うようになります。
そうしたらルルちゃんはどうするの?
という問いかけで本書は締められていますな。
自分のことを、他人に置き換えて考えてみる、
他人のことを自分に置き換えてみる。
大人への第一歩、ですな。
ちなみに、私の子供時代は、
自分で言うのもなんですが、わりとおっとりしていたので、
この絵本は、いじめっ子が逆に意地悪されるお話、
と勝手に勘違いしておりました。。。 :-(
コメント 0